■京都11R・京都記念■

 7日に32歳で大往生した平成元年の年度代表馬イナリワン。種牡馬としては宿敵のスーパークリーク、オグリキャップ同様に“3大種牡馬”の波状攻撃に抵抗できず、グレード勝ち馬を出すには至らなかった(重賞2着5回のシグナスヒーローが出世頭)のだが、古巣の大井では東京記念など重賞4勝のイナリコンコルド、当時の南関三冠最終戦の東京王冠賞に勝って東京大賞典でも3着に入線したツキフクオーを出している。G1ハンターの異名を取ったピンポイントの決定力は、生産部門でも確かにライバルの上を行っていた。
 京都11R・京都記念はヤマカツエース本命。イナリワンの父系祖父ミルリーフの血は父キングカメハメハの「母の父の母の父」として今後も日本の競馬に生き続ける。本馬は母の父グラスワンダーからも距離克服能力と成長力を継承した“第2のラブリーデイ”だ。

◎ヤマカツエース  ○アドマイヤデウス  ▲トーセンレーヴ  ☆ショウナンバッハ  △レーヴミストラル  △ワンアンドオンリー

「スポニチ平成28年2月14日付け掲載」

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