■阪神11R・朝日杯フューチュリティS■阪神競馬場へのトレード元年となった昨年の優勝馬ダノンプラチナは、皐月賞11着で世代限定戦を切り上げ、マイラーとして再生されたこの秋は富士Sを制して香港マイルに挑んだ。2着アルマワイオリはアーリントンC2着など、以後も徹底してマイルを使われており、3着クラリティスカイは皐月賞で5着入線した後、ダービーには向かわずNHKマイルCに優勝。結果的に昨年の出走馬で3冠路線に乗ったといえるのは7着ブライトエンブレム(皐月賞4着、菊花賞7着)のみだった。サンプル1回で結論を出すのは早計だが、2歳王者に求められる資質は、不平等コースとして悪名高かった旧中山時代とさほど変わりがないのかもしれない。新装初年度からウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、アパパネと、4年続けてクラシック直結の優勝馬を送り出した牝馬部門とは、少なくとも血統的な傾向にズレが生じてくる可能性があるということだ。 本命シュウジは父系祖父のフジキセキが94年の優勝馬。母の父キングマンボは09年の優勝馬ローズキングダムの父系祖父で、祖母の父シルヴァーホークは97年に伝説的な大外マクリでレコード勝ちしたグラスワンダーの父と、中山コース時代に実績を残した血脈が凝縮されている。マイルへの特化度という点ではG1牝馬を母に持つエアスピネル、リオンディーズの大駒2枚の上を行く。穴でこちらはオークス3着馬の子ユウチェンジ、ビンテージ世代のダイワメジャー産駒まで押さえたい。 ◎シュウジ ○エアスピネル ▲リオンディーズ ☆ユウチェンジ △ショウナンライズ △タイセイサミット |
「スポニチ平成27年12月20日付け掲載」