■東京11R・ジャパンC■今回の出走馬は外国招待馬を含め、18頭中17頭までの3代血統表に競走馬としてジャパンCに出走した馬の名がある。ちなみに唯一の例外はフランス調教のイラプト。父ドバウィの祖母の父がダンシングブレーヴで、母の父はブエナビスタの母の父としてJC制覇の実績があるカーリアンと、それなりの親日血統だけに“逆張り”の手もなくはない。ともあれ、血統面で“OB&OG”に埋め尽くされるということはすなわち、35回の歴史を積み重ねたジャパンCが決してネガティブな意味でなく国内的にも国際的にも特別なG1ではなくった証だろう。日本の競馬に今日の国際競争力をもたらしたのはいうまでもなくサンデーサイレンスで、冒頭に書いた“OB”も大半はサンデーサイレンスの後継種牡馬。ジャパンCは日本競馬を真の意味での“開国”に導いた元祖モンスターサイヤーの偉大さを再認識するレースでもある。本命アドマイヤデウスは07年アドマイヤムーン、08年スクリーンヒーロー、10年ローズキングダムと、過去10年で3勝を挙げている「母の父サンデーサイレンス」のジャパンC属性に期待した。ダート王としてのイメージが強い父アドマイヤドンだが、朝日杯FSを制した2歳王者。その点でも7年前にJC史上最高の単勝配当を叩き出した前記スクリーンヒーローに通じる。招待馬では独ダービー馬×独オークス馬の超良血イトウにも要注意。大穴で日本ダービー馬ワンアンドオンリーの大復活も見込んでおきたい。 ◎アドマイヤデウス ○イラプト ▲ワンアンドオンリー ☆イトウ △ラブリーデイ △ショウナンパンドラ |
「スポニチ平成27年11月29日付け掲載」