■京都11R・マイルチャンピオンシップ■

 週中のコラムではディープインパクトの牡馬はG1でのリピート力が弱いという“G1単発説”を唱えたが、これは近年のマイル部門全般にいえること。マイルチャンピオンシップに限れば07年1着→08年2着のスーパーホーネットが最後の複数回連対馬となっている。ディープインパクトを筆頭とするランキングサイヤーの総マイラー化?が進行したことで、国産マイラーのレベルが全体的に底上げされた結果、絶対王者が現れにくい戦国時代が続いているという解釈もできる。フルゲートが相場のマイルG1だが、基本的に能力差は全馬紙一重というスタンスでいいように思う。
 本命ダイワマッジョーレは2年前の2着馬。実はそろそろリピーターが現れていい時期、というのも推奨理由のひとつなのだが、昨年の1、2着馬を差し置いての大抜擢にはそれなりの血統的裏付けもある。06年、07年と連覇を果たした父ダイワメジャーは、4歳時の05年にも2着入線していた。レース史上唯一の3年連続連対を果たした馬なのである。半兄ハイアーゲームは6歳12月の鳴尾記念で青葉賞以来、実に3年7カ月ぶりというカムバック賞ものの重賞勝ちを収めた。弟の方も6歳後半戦に2度目のピークが設定されていても不思議ではないだろう。ディープインパクト産駒では“初モノ”のサトノアラジンとトーセンスターダムを重視。2頭の皐月賞馬はどちらもマイル寄りの血統で外せない。このレースに強いストームキャット父系のアルビアーノまで。

◎ダイワマッジョーレ  ○サトノアラジン  ▲トーセンスターダム  ☆イスラボニータ  △ロゴタイプ  △アルビアーノ

「スポニチ平成27年11月22日付け掲載」

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