■京都11R・秋華賞■

 週中のコラムでも触れたように、牝馬の3冠目は単純明快な良血馬を狙え、というのが長年提唱している持論。具体例を挙げるならば旧エリザベス女王杯を含む歴代の優勝馬ではリードスワロー、ミスカブラヤ、ハギノトップレディ、タレンティドガール、ミヤマポピー、リンデンリリー、タケノベルベット、ヒシアマゾン、サクラキャンドル、ファビラスラフイン、ファインモーション、ダイワスカーレット、アヴェンチュラ、ジェンティルドンナが母、あるいは兄姉にG1級勝ち馬を持っていた。
 今回の出走馬で前記の条件を満たす馬は米G1アシュランドS勝ち馬イヴニングジュエルの妹であるディープジュエリー、エリザベス女王杯勝ち馬トゥザヴィクトリーの娘トーセンビクトリー、英G1フィリーズマイル勝ち馬リッスンの娘タッチングスピーチの3頭。ここまで絞れてしまうのは意外な気もするが、エリート血統とはそれだけ取り扱いが難しいということでもあるのだろう。
 三択の本命はトーセンビクトリー。全兄トゥザグローリー(有馬記念3着2回)、トゥザワールド(皐月賞2着、有馬記念2着、ザBMW2着)のG1実績を加味して良血度は一枚上という見立てだ。キングカメハメハ×サンデーサイレンスの“チャンピオンサイヤー配合”の爆発力も同期の2冠馬ドゥラメンテによって再確認されている。同じ父の桜花賞馬レッツゴードンキ、祖母がG1馬のホワイトエレガンス、3代母が2冠牝馬のココロノアイまで。

◎トーセンビクトリー  ○タッチングスピーチ  ▲ディープジュエリー  ☆レッツゴードンキ  △ココロノアイ  △ホワイトエレガンス

「スポニチ平成27年10月18日付け掲載」

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