■中京11R・中京記念■

 種牡馬引退が決まったウォーエンブレムは02年の米2冠馬。同年8月に急死したサンデーサイレンスの後釜として社台スタリオンに電撃導入された“元祖ポストSS”だったのだが、好みの牝馬にしか興味を示さないという種牡馬として致命的な欠陥は矯正できず、12年以降は開店休業状態だった。実働9年で血統登録産駒は121頭。嗜好優先の交配にもかかわらず、G1馬2頭を含む7頭の重賞勝ち馬を出した“潜在能力”が何とも惜しまれる。後継種牡馬となった重賞5勝のシビルウォーの今後には注目しておきたい。
 中京11R・中京記念のナリタスーパーワンも貴重なウォーエンブレム産駒。父の審美眼?に適った母のマルセイユキャットは、ファンタジーS勝ちのタガノエリザベートの姉にして年度代表馬ゼンノロブロイの姪にあたる。この血統なら芝でも一発があっていい。

◎ナリタスーパーワン  ○カレンブラックヒル  ▲ダローネガ  ☆レッドアリオン  △メイケイペガスター  △アルバタックス

「スポニチ平成27年7月26日付け掲載」

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