■福島11R・阿武隈S■

 8日に大井競馬場で行われた3歳ダート部門の頂上決戦、第17回ジャパンダートダービーは下馬評通りの2強の一騎打ち。直線半ばで抜け出したクロスクリーガーをノンコノユメが並ぶ間もなく差し切り、3歳ダート王の称号を手に入れた。週中のコラムでも触れたように、互いに父馬を失ったばかりの“弔い合戦”でもあった両馬は、どちらも「アグネスタキオンの孫」という血統的共通項で結ばれていた。早世した不敗の皐月賞馬の血脈は、代を経て日本のダート競馬に新たな未来を切り開くことになるのだろう。
 福島11R・阿武隈Sはあくまでも芝コースにこだわるディープインパクト産駒、ケイティープライド本命。祖母が3年連続JRA賞受賞の女傑ヒシアマゾンの姉で、07年JRA賞年度代表馬アドマイヤムーンとはいとこの間柄。血統的な潜在能力は優に重賞レベルだ。

◎ケイティープライド  ○バロンドゥフォール  ▲オコレマルーナ  ☆ミヤジタイガ  △マーブルカテドラル

「スポニチ平成27年7月11日付け掲載」

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