■東京11R・安田記念■外国馬どころか外国産馬もいない今年は国際競走となって以来、初めてとなる純粋な和製マイラーの頂上決戦。付け加えれば17頭の出走馬のうち16頭までの父馬は日本産馬である。日本競馬のガラパゴス化を憂う向きもあるだろうが、個人的にはマイル部門においても自前の血統が根付いたことを歓迎したい。NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、そして安田記念と、産駒が東京芝1600mのG1をコンプリートした種牡馬ディープインパクトは、不動のチャンピオンサイヤーであると同時に最も強力なマイラー製造サイヤーでもある。今回もG1マイラー3頭を含む6頭出し。昨年は7頭出走で1頭も馬券に絡めないという屈辱を味わったが、逆の目が出れば上位独占もあり得るだろう。 “6択”の本命はミッキーアイル。3代母ステラマドリッドが北米G14勝の名牝で、祖母アイルドフランスも仏米でG3を2勝した活躍馬。5代母経由で父の宿敵にして昨年の優勝馬ジャスタウェイの父でもあるハーツクライとリンクする同族で、間接的ながら強力な“呉越同舟タッグ”が成立している。母の父ロックオブジブラルタルは02年にG1・7連勝という当時の世界記録を樹立した歴史的名マイラー。その父デインヒルは00年の優勝馬フェアリーキングプローン、01年の2着馬ブレイクタイムを出した安田記念のVIP血脈だ。ロックオブジブラルタルの甥にあたるフィエロとのワンツーが大本線。穴で唯一の“父外国産”サトノギャラントの逆襲が怖い。 ◎ミッキーアイル ○フィエロ ▲サトノギャラント ☆リアルインパクト △ダノンシャーク |
「スポニチ平成27年6月7日付け掲載」