■東京11R・ヴィクトリアマイル■

 過去9回8頭の優勝馬のうち6頭までは世代限定戦のうちにG1で最低でも連対実績があった。今年の出走馬でこの条件を満たすのはレッドリヴェール、メイショウマンボ、ヌーヴォレコルト、ショウナンパンドラ。中でも1頭抜けた実績のあるヌーヴォレコルトは、東京芝1600mのG1サイヤーである父ハーツクライに加え、欧州とアメリカを股にかけてマイルG1を勝ちまくった母の父スピニングワールドからも、桜花賞以来となるマイル戦には全く不安のない血統といえる。普通に考えて取りこぼしの可能性は極めて低い。
 一方、冒頭の条件に合致しない2頭の優勝馬は07年のコイウタと08年のエイジアンウインズ。どちらもフジキセキ産駒である。逆に言えばフジキセキ産駒に限っては、世代限定戦でのキャリア不問ということになる。ちなみに前者は12番人気で後者は5番人気だった。今回も確勝級のヌーヴォレコルトにひとアワ吹かせるとすれば、フジキセキ産駒のストレイトガールだろう。母の父タイキシャトルは昨年のダービー馬ワンアンドオンリーで母の父としてもG1級のポテンシャルを実証しており、祖母の父デインヒルは断然人気のウオッカを退けた前記エイジアンウインズの母の父。大本命キラーというポジションでこそ真価を発揮する穴血統の集合体で、7年ぶり3匹目のドジョウ?を狙ってみたい。大穴は“非サンデーサイレンス系”特有の突破力が怖いカフェブリリアント。

◎ストレイトガール  ○ヌーヴォレコルト  ▲カフェブリリアント  ☆レッドリヴェール  △メイショウマンボ  △ショウナンパンドラ

「スポニチ平成27年5月17日付け掲載」

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