■東京11R・NHKマイルC■桜花賞のレッツゴードンキ、皐月賞のドゥラメンテと、産駒が牡牝のクラシック初戦を独占したキングカメハメハは、本年度の3歳戦における獲得賞金でディープインパクトを1億円以上リードしている。ちなみに2歳戦からの累計による12年生まれの「世代別リーディング」では、依然としてディープインパクトがトップだが、これはキャリアハイとなる6億4453万1000円を稼ぎ出した2歳戦での貯金によるもの。あるいは例年以上の“早仕掛け”がディープインパクト第5世代の変調につながったのかもしれない。いずれにしても、今年の3歳戦に限れば、現時点で新旧チャンピオンサイヤーの力関係は完全に逆転しているということだ。 本命ミュゼスルタンは昨年の新潟2歳Sでキングカメハメハ産駒として5頭目の2歳重賞勝ち馬となった。過去の4頭(フィフスペトル、ローズキングダム、コディーノ)は、その後に最低でもG1連対を果たしているように、2歳重賞ウイナー=G1級というのが父の産駒の法則だ。母の父フレンチデピュティは、2年前の優勝馬マイネルホウオウの母の父であり、父としても過去2頭の優勝馬を出したNHKマイルCのVIPサイヤー。レース史上初の“2代制覇”に強力なアシストが期待できる。同じ父のヤマカツエースとのワンツーが本線だが、母の父が共通するアヴニールマルシェ、こちらも2代制覇がかかるクロフネ産駒クラリティスカイ、“2勝目”を狙うダイワメジャー産駒も要注意。 ◎ミュゼスルタン ○ヤマカツエース ▲アヴニールマルシェ ☆クラリティスカイ △ダノンメジャー |
「スポニチ平成27年5月10日付け掲載」