■東京11R・フェブラリーS■

 競走馬としては中山1800mで行われた03年のフェブラリーSを制したゴールドアリュールだが、種牡馬としては10年のエスポワールシチー、そして昨年のコパノリッキーと、すでに2度の“2代制覇”を果たすなど、東京1600mのレギュラー開催でも抜群の実績を残している。昨年は遂に国内ダート部門のリーディングをキングカメハメハから奪取。現在、最も信頼性の高いダートサイヤーであることに異論を挟む余地はないだろう。
 種牡馬ゴールドアリュールの神髄はダート適性の高さに加えて“突破力”にあるというのが持論。前記2頭以外にも東京大賞典などG16勝のスマートファルコン、ジャパンダートダービー勝ちのクリソライト、南部杯勝ちオーロマイスターがG1ウイナーとなり、今回で4年連続出走のシルクフォーチュンも3年前に2着入線した。重賞級まで出世した産駒は例外なくG1級のポテンシャルを備えている…いわばゴールドアリュール産駒の“法則”を実証したのが昨年のコパノリッキーの大駆けだった。
 本命レッドアルヴィスは父馬だけでなく、G1初挑戦の4歳馬という点でも昨年の覇者と符合する。祖母の父ストームキャットは、07年の優勝馬サンライズバッカス、05、06年2着のシーキングザダイヤの父系祖父にして05年の優勝馬メイショウボーラーの母の父というフェブラリーSの黒幕的血脈。2年前に1番人気で大敗した半兄カレンブラックヒルの雪辱を期待してみよう。

◎レッドアルヴィス  ○コパノリッキー  ▲グレープブランデー  ☆カゼノコ  △ハッピースプリント  △シルクフォーチュン

「スポニチ平成27年2月22日付け掲載」

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