■阪神11R・朝日杯フューチュリティS■牡牝の2歳チャンピオン決定戦が同じコースで行われるということは、血統的な傾向も両者の差異はほとんどなくなっていくと考えるのが自然。昨年まではある意味でグランプリに先駆けた“無礼講”への耐性が求められていた牡馬部門だが、今後は牝馬同様にクラシック、特に東京2400m直結のスケールが最優先されることになるわけだ。ダノンプラチナの母の父アンブライドルズソングはBCジュベナイルに優勝しながら、米エクリプス賞の2歳牡馬チャンピオンのタイトルを逃した数少ない馬。日本で言えば朝日杯FSに勝って最優秀2歳牡馬の選に漏れたようなものだが、種牡馬として08年にBCジュベナイルの覇者ミッドシップマンを出して溜飲を下げた。2歳王者決定戦への執着は相当なもので、2歳女王ショウナンアデラに続くディープインパクト産駒の戴冠に強力なアシストが見込めるだろう。ちなみに同一種牡馬の産駒が牡牝のチャンピオンを独占すれば、09年のキングカメハメハ以来の快挙となる。 状況的には種牡馬ディープインパクトに逆らえない流れだが、こんな時こそ怖いのがハーツクライ産駒の“キラー属性”。中山コースからの移設はディープインパクトだけでなく、その宿敵にとっても大きなアドバンテージであることは押さえておきたい。ナヴィオンは母の父ラストタイクーンがダービー馬キングカメハメハ、オークス馬サンテミリオンの母の父。東京2400mG1に特化したプロデューサー的血脈の威力を先物買いだ。 ◎ナヴィオン ○ダノンプラチナ ▲クラリティスカイ ☆コスモナインボール △アッシュゴールド △タガノエスプレッソ |
「スポニチ平成26年12月21日付け掲載」