■阪神11R・阪神JF■06年タニノギムレットに始まり、ジャングルポケット、スペシャルウィーク、キングカメハメハ、アグネスタキオン、ディープインパクト、ウォーエンブレム、ステイゴールドと、コース改修後の8年はすべて優勝馬の父が異なる。正真正銘のルーキーサイヤーをはじめ、またまた新顔に狙いを絞る手もあるだろうが、基本的に4年単位で推移する生産→競馬サイクルの3周期目。そろそろ“2勝サイヤー”が出る頃合とみた。本命レッツゴードンキは5年前の優勝馬アパパネと同じキングカメハメハ産駒。父が「3冠牝馬の父」として迎えた11年の種付けシーズンの豪華な配合牝馬の中にあって、平場5勝という母のマルトクは決して目立つ方ではなかったのだが、この母との組み合わせで生じるミスタープロスペクター3×4、ノーザンダンサー5×5×5、さらに名繁殖スペシャル5×5の重層的近交がハマった感じ。配合の妙が生んだ素質馬ともいえるだろう。母の父マーベラスサンデーは2年ぶりに種牡馬復帰した今年、12頭の種付けをこなしたサンデーサイレンス系のベテラン。先の兵庫ジュニアグランプリを大穴で制したジャジャウマナラシの母の父でもあるから、現2歳は母の父としての当たり年になるのかもしれない。芝3200mの準オープン特別を勝った4代母ダイナフランダースにさかのぼる牝系には独特の生命力が宿る。ディープインパクト産駒(ショウナンアデラ)もディープインパクトの姪(ロカ)も蹴散らして2歳女王の座に一直線だ。 ◎レッツゴードンキ ○ショウナンアデラ ▲ロカ ☆ダノングラシアス △レオパルディナ |
「スポニチ平成26年12月14日付け掲載」