■中京11R・チャンピオンズC■新装なった秋のダート王決定戦は、レース名とは裏腹にダートのチャンピオンディスタンスに1ハロン足りない1800m。レーティング上の距離区分はM=マイルである。普通に考えれば春の王者コパノリッキーの優位は動かないのだが、このコースのG1は何とも豪華なバトルロワイヤルの様相となった出走全馬にとって初体験。さらに“異分子”の外国馬の参戦が展開上の化学反応のトリガーになれば、思わぬ乱ペースに巻き込まれる可能性も少なからずある。今回は敢えて定石を外して直線勝負型に逆張りしてみた。本命カゼノコは唯一の3歳馬。父のアグネスデジタルは中央と地方、芝とダート、さらには国境も超えた希代のオールラウンダーとして名高いが、この父が3歳時のマイルチャンピオンシップで大番狂わせを演じたことも思い出したい。母の父ラグビーボールもまた、1番人気で4着に敗れたダービーの1カ月後、当時は中京芝2000mで争われていた高松宮杯で古馬を撃破した。世代の壁を超える“突破力”を秘めた血統といえるだろう。ちなみに同い年で父も母の父も共通という限りなく双子に近い血統のモンドクラッセもこの夏の北海道で大勝を連発したダートの大器。姉のビリオネアが土曜の中京で2勝目を挙げたのも吉兆だ。 旧JCダート御用達でもあったゴールドアリュール産駒2頭は当然争覇圏。米国馬インペラティヴも当コースのレコードホルダーと共通する父の血が怖い。 ◎カゼノコ ○コパノリッキー ▲クリソライト ☆インペラティヴ |
「スポニチ平成26年12月7日付け掲載」