■京都11R・エリザベス女王杯■

 今年のエリザベス女王杯はフルゲート18頭のうち17頭までが父、あるいは母がサンデーサイレンス直子で、残る1頭のブランネージュも祖母の父がサンデーサイレンス。波乱を呼んだクィーンスプマンテしかりレインボーダリアしかり、外国馬スノーフェアリーを含めて少数派の非サンデーサイレンス系が存在感を示してきたレースだが、これも時流なのだろう。
 ひとまず長いものには巻かれておこう。本命は“5択”のディープインパクト産駒キャトルフィーユ。早世した2歳女王ジョワドヴィーヴルを皮切りに、3冠牝馬ジェンティルドンナ、ヴィクトリアマイル連覇のヴィルシーナ、さらには仏1000ギニーを勝った英国産のビューティパーラーまで、この父の09年産牝馬から現れた重賞ウイナーは軒並みG1まで駆け上がっている。現時点で唯一の例外は前々走のクイーンSが重賞初勝利だったキャトルフィーユだが、“法則”を適用すれば早晩G1に手が届くというわけだ。母のワンフォーローズは3年連続でカナダの古牝馬チャンピオンとなった名牝で、姉のレディアルバローザも4、5歳時に中山牝馬Sを連覇した。晩成傾向は母系の血からも裏打ちされている。
 ディープインパクト産駒では昨年の2着馬ラキシス、このレース御用達のダンシングブレーヴ血脈を母の父から受けたスマートレイアーも争覇圏。大穴はこれも先例重視でG1でこそ要注意のゴールドアリュール産駒フーラブライド。

◎キャトルフィーユ  ○ヌーヴォレコルト  ▲ラキシス  ☆フーラブライド  △レッドリヴェール  △スマートレイアー

「スポニチ平成26年11月15日付け掲載」

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