■京都11R・秋華賞■

 週中のコラムで書いた通り、種牡馬ハーツクライにとって3歳秋は“鬼門”の可能性あり、というのが個人的な仮説。ハーツクライ産駒に人気が集中する今年の牡牝3冠最終戦は、穴狙いに徹してみようと思う。
 本命マーブルカテドラルは桜花賞7着、オークス6着と、とりあえず春の2冠で着順を上げている。前走のクイーンS8着は勝負どころで致命的な不利を受けたもので参考外。成長曲線がうまく噛み合えば、ヌーヴォレコルトを逆転可能という見立てだ。
 産駒の重賞レースにおける最長勝ち距離が1800mという父ダイワメジャーは、生産部門では今のところ安田記念とマイルチャンピオンシップを制したマイル王としての顔を前面に押し出しているが、現役時は皐月賞馬にして秋の天皇賞馬であり、有馬記念でも2年連続3着入線したオールラウンダーだった。種牡馬としてもそろそろ2000m級にテリトリーを拡大していい時期だろう。この父の半妹が07年の優勝馬ダイワスカーレット。血統的なレース相性も十分に見込める。豪遠征初戦のコーフィールドCを快勝したアドマイヤラクティと同じ「母の父エリシオ」もスタミナ源として頼もしい。
 相手本線はもちろんヌーヴォレコルトだが、こちらは3歳秋に強いステイゴールド産駒のレッドリヴェール、そのステイゴールドの姪にあたるショウナンパンドラ、周期的に牝馬の3冠目をさらって行く“G1馬の妹”サングレアルも要注意。

◎マーブルカテドラル  ○ヌーヴォレコルト  ▲ショウナンパンドラ  ☆サングレアル  △レッドリヴェール

「スポニチ平成26年10月19日付け掲載」

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