■東京11R・いちょうS■

 虫の知らせというのか、先週の当欄で凱旋門賞連覇のアレッジドに触れたのは心理的な予防線でもあったのだが、そんな小細工もろとも、またまた日本の夢を粉砕したロンシャンの女王トレヴ。敗戦を多角的に検証されている日本馬トリオだが、最大の敗因は昨年の優勝馬が健在だったことだ。前年比3.5キロ増の4歳牝馬のV2によってフランスの斤量設定が決して理不尽なものではないことも証明された。今年のトレヴ同様、来年は58キロを背負うことになるハープスターだが、“上がり最速の6着”を糧に再挑戦を期待したい。
 東京11R・いちょうSはネオルミエール本命。今回の重賞格上げには本馬の半兄である2年前の優勝馬フラムドグロワールも一役買っている。距離は前2年の1800mから1600mに戻されたが、この父には5年前の覇者トーセンファントムを出した実績がある。

◎ネオルミエール  ○ミッキーユニバース  ▲クラリティスカイ  ☆タケデンタイガー  △サトノフラム

「スポニチ平成26年10月11日付け掲載」

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