■新潟11R・スプリンターズS■JRAのCMでもフィーチャーされている12年前のスプリンターズSは、先行した人気馬三つ巴の追い比べとなり、4歳牝馬ビリーヴがアドマイヤコジーン、ショウナンカンプの牡馬2頭を抑えた。自身初のG1タイトルは、その夏に急死した父のサンデーサイレンスにとっても長年、鬼門とされてきたスプリント部門におけるG1初勝利。以後、デュランダル、アドマイヤマックス、スズカフェニックス、オレハマッテルゼと、遺児からG1ウイナーを連発することになる最強の短距離サイヤーが覚醒した一戦だった。12年ぶりの“新潟スプリンターズ”では、サンデーサイレンス最良の後継種牡馬ディープインパクトが未踏峰に挑む。レッドオーヴァルは、くしくもビリーヴと同じ4歳牝馬。6歳時に安田記念をレコード勝ちしたストロングリターンの妹だけに、この先もG1奪取のチャンスはあるだろうが、隠れサウスポーとされるこの馬に今回の新潟変則開催は大きな追い風といえる。ダービー、牝馬3冠、ジャパンC、マイルチャンピオンシップ、阪神ジュベナイルF、安田記念、ヴィクトリアマイル、NHKマイルCに続き、父のG1コレクションをさらに増やす快走に期待だ。 種牡馬として雪辱を期す12年前の2着馬アドマイヤコジーンは、スノードラゴン、マジンプロスパーの2頭出し。もともと左回りに強い父系だけに、コース替わりは大歓迎だろう。ハクサンムーンは前記ショウナンカンプの父でもある母の父が今回に限ってかすかな減点材料。 ◎レッドオーヴァル ○マジンプロスパー ▲スノードラゴン ☆ハクサンムーン △ハナズゴール |
「スポニチ平成26年10月5日付け掲載」