■函館11R・HTB杯■

 中途半端な道悪では走行テクニックが勝負を分けるケースも多いが、不良馬場の白兵戦では最終的に競走馬としての“格”がモノを言うというのが持論。というわけで17頭立て最低人気のG1馬サダムパテックに飛びついた安田記念だったが、結果はご承知の通り。世界王者ジャスタウェイに冷や汗をかかせたのは、同じノーマークのG1馬でも16番人気グランプリボスの方だった。休養明けでの激走はもちろん、驚かされたのは6歳夏を迎えての復元力。これは父サクラバクシンオーの母の父ノーザンテースト由来の属性だろう。
 馬場悪化が予想される函館11R・HTB杯は3歳イダスの先行力を買う。母の父が「雨のフレンチデピュティ」でロベルトの4×4を内蔵と、道悪は鬼の可能性がある配合。NHKマイルC勝ちのマイネルホウオウの半弟という血統面の“格”も申し分ない。

◎イダス  ○レッドセシリア  ▲ヴァリアシオン  ☆ヒュウマ  △サングップ

「スポニチ平成26年6月14日付け掲載」

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