■東京11R・安田記念■今年の安田記念はジャスタウェイが“現役世界チャンピオン”として初めて迎える防衛戦。ただし、連日の雨にたたられた馬場状態を考慮すると、残念ながらレーティング的には番外のノンタイトルマッチと見なされる公算が大きい。ジャスタウェイ自身に関して言えば、中山記念のイン強襲で渋った馬場への適応力は実証済み。ダート血統と言ってもいいほど米国血脈満載の母系も道悪適性を裏打ちするものだが、基本的に一太刀で決める父ハーツクライ譲りのレーススタイルを含め、確勝級の重巧者とは言い切れない面がある。ここは“恵みの雨”となる可能性を秘めた穴馬から攻めてみたい。サダムパテックの前走の上がりはジェスタウェイとタイ。4戦連続着外というイメージほどに戦力は落ちていない。7歳時と8歳時に高松宮記念を連覇したキャンシャサノキセキ、2年4カ月のブランクを克服して6歳暮れのJCダートからG13連勝を飾ったカネヒキリと、もともとフジキセキの牡馬G1ウイナーは復元力に富み、競走生命も長い。コイウタ、エイジアンウインズがヴィクトリアマイルで波乱を呼んだように、種牡馬フジキセキには東京1マイルの穴メーカーという顔もある。対ハーツクライ産駒という観点からはダービーのリベンジマッチ。イスラボニータの借りを返す絶好のチャンスだ。執念の3年連続来日となったグロリアスデイズは、メンバー中唯一のミスタープロスペクター系。こちらも馬場悪化は大歓迎で要注意。 ◎サダムパテック ○ジャスタウェイ ▲グロリアスデイズ ☆トーセンラー △ワールドエース |
「スポニチ平成26年6月8日付け掲載」