■阪神11R・桜花賞■前哨戦のチューリップ賞をケタ違いの強さで制したハープスターは、血統的にも桜花賞3連勝中というこれまたケタ違いの実績を誇るディープインパクト産駒。付け加えれば複数のエントリーがあった前3年とは異なり、今年のディープインパクト産駒はこの馬のみだから、ズバリ“一択”の大本命である。ハープスターは祖母が93年の桜花賞馬ベガ。勝てば85年優勝のエルプス(祖母)→01年優勝のテイエムオーシャン(孫)以来の隔世2代制覇となる。母としても99年のダービー馬にして06年の優勝馬キストゥヘヴンを出した桜花賞サイヤーでもあるアドマイヤベガを皮切りに、アドマイヤボス、アドマイヤドンと、Gウイナー3連発の離れ業をやってのけた名牝ベガだが、いわゆる男腹でハープスターの母ヒストリックスターが唯一の牝駒。ワンチャンスから有能な“後継牝馬”が現れるあたり、優れた血脈には独特の運も備わっているということなのだろう。 実績上位のレッドリヴェール、フォーエバーモアだが、前者の父ステイゴールド、後者の父ネオユニバースともに牝馬クラシック戦線への参入は実質初めて。それならば11年2着のホエールキャプチャで直近3年の“ディープインパクト包囲網”を突破した種牡馬クロフネの桜花賞属性を見直す手はある。今回もアドマイヤビジン、モズハツコイの2頭出し。特にエリザベス女王杯勝ちのミヤマポピーのひ孫である前者はハープスター同様、牝系の中興の祖となる可能性も。 ◎ハープスター ○アドマイヤビジン ▲レッドリヴェール ☆フォーエバーモア △モズハツコイ |
「スポニチ平成26年4月13日付け掲載」