■中京11R・高松宮記念■今年の高松宮記念における血統面の最重要ポイントは種牡馬ディープインパクトの“2頭出し”。05年〜07年の3連覇を含む4勝というこのレースの殿堂級サイヤー、サンデーサイレンス最良の後継種牡馬が満を持してのスプリントG1進出である。サンデーサイレンスが短距離部門制圧に乗り出したのは結果的に自身の死後だった。それに比べると息子の方はかなり仕掛けが早いが、父が最後まで苦労した安田記念をルーキーイヤーにG1コレクションに加えるなど、もともと種牡馬ディープインパクトは父の足跡を逆ルートでなぞっているフシもある。その安田記念勝ち馬であるリアルインパクトはオーシャンS優勝、スプリンターズS3着のアイルラヴァゲインの半弟で、血統的には以前から“2階級制覇”が視野に入っていた馬。もう1頭のレッドオーヴァルも安田記念勝ち馬ストロングリターンの半妹という古馬G1仕様の血統で、この相手でも格負けはしない。ワンツーの可能性を含め、成算は十分のコンバートだろう。 ディープインパクト迎撃の旧勢力ではストレイトガールで「4勝目」を狙う種牡馬フジキセキが筆頭格だが、忘れてはいけないのが競走馬としても種牡馬としてもこのレースを制した史上唯一の馬であるキングヘイロー。阪急杯を叩いたマヤノリュウジンの臨戦ステップは、4年前に2代制覇を果たしたこの父の産駒ローレルゲレイロと同じ。父系に潜在する特異な中京属性に懸けて馬券はこちらから強振してみる。 ◎マヤノリュウジン ○リアルインパクト ▲レッドオーヴァル ☆ストレイトガール △アースソニック △インプレスウィナー |
「スポニチ平成26年3月30日付け掲載」