■中京11R・ファルコンS■

 ついに580キロの威容を競馬場に現したウオッカの初子ボラーレ。飛び抜けて大きい馬体は確かに一種異様な凄みを漂わせていたのだが、残念ながらレースでは加速がつく前に息が上がってしまった。当初からトレーナーも長期的展望の必要性をコメントしていた馬で、単勝2番人気は少々かわいそうな気もしたのだが、それも良血ならでは有名税といえる。欧州選手権部門の大物シーザスターズと日本ダービー馬という夢の配合の真価が問われるのは、当然ながら芝コースのはず。その日を気長に待つことにしよう。
 中京11R・ファルコンSのキタサンラブコールは春秋のスプリントG1完全制覇を果たしたローレルゲレイロの全弟。短距離馬のイメージが強い兄だが、朝日杯FSとNHKマイルCで2着入線と、実は2階級制覇寸前まで行っていた。弟もこの距離は守備範囲。

◎キタサンラブコール  ○サトノルパン  ▲アルマエルナト  ☆タガノグランパ  △タガノブルグ

「スポニチ平成26年3月22日付け掲載」

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