■東京11R・フェブラリーS■種牡馬単位の切り口からは何といってもキングカメハメハの4頭出しが目を引く。このレースでは99年のジェイドロバリー(タイキシャーロック=3着、オースミジェット=4着、テセウスフリーゼ=10着、シャドウクリーク=12着)と並ぶ同一種牡馬産駒エントリーの最多記録である。数の論理が通用しなかったジェイドロバリーとは異なり、今回のキングカメハメハは恐らく人気を二分するであろうベルシャザール、ホッコータルマエの両G1ウイナーに加え、ダートグレードのキャリア豊富な7歳アドマイヤロイヤル、グランドシチーという豪華布陣。週中のコラムでも書いた通り、JRA平地G1の中で唯一、過去に「2勝馬」も「2勝サイヤー」も存在しないフェブラリーSは、血統的な通気性の高さが売り物ともいえるG1なのだが、その点に関しても昨年14着のタイセイレジェンドが唯一の出走産駒という“鮮度”は強力な買い材料となる。 質的にも量的にも上位独占まであり得るカメハメハ・カルテットだが、G1昇格後の17回で一度も“ワンツー”が記録されていないという事実が穴党の拠り所。一角崩しの可能性なら根岸S上位組だろう。ネオユニヴァース産駒のゴールスキーはわかりやすい“旬”の血統だが、13日に半兄ランフォルセが佐賀記念を制し、15日に半弟リバーソウルが初のダートで快勝したノーザンリバーもひそかな確変状態にある。馬券は後者を軸に攻めてみたい。 ◎ノーザンリバー ○ホッコータルマエ ▲ベルシャザール ☆ゴールスキー △グランドシチー △アドマイヤロイヤル |
「スポニチ平成26年2月23日付け掲載」