■東京11R・ジャパンC■他でもない国内にいる凱旋門賞2着馬と4着馬の“招致”が実現しなかったのは残念だが、今年も招待馬3頭を迎えて国際競走らしい体裁は整った。ジョシュアツリーは自身を含めてジャパンC5連敗中のモンジュー産駒。母は03年のオークス2着で大穴をあけたチューニーのいとこで、良くも悪くも意外性のある血統といえる。ドゥーナデンは父ニコバーにとって唯一のGウイナー。この父の母の父が90年に1番人気で7着に敗れたベルメッツだから、JC参戦は宿縁だったのかもしれない。シメノンの父マルジュには99年の2着馬インデジェナスを出した実績がある。ノーマークが定石?の外国馬だが、それぞれに買い材料をひねり出せる血統であることは頭の隅に置いておきたい。本命アンコイルドは祖母が“鉄の女”の異名を取った80年代の女傑トリプティクの全妹。トリプティクといえば欧州最強牝馬として来日した87年、“ワープ伝説”となった前哨戦の富士Sから一転、断然人気の本番では不完全燃焼の4着に終わったジャパンC史に残る偉大な敗者の一頭でもある。奇しくも“鉄の馬”の別名で知られる父ジャイアンツコーズウェイは、半年足らずの間にG1・9連続連対のパワープレイをこなした希代のタフガイ。国際戦仕様のG1血統で、この相手でもまだまだ余力の引き出しがある。昨年の覇者ジェンティルドンナ以下、相手候補はひとまず父馬の現役時のJC実績重視で。外国勢からは執念のモンジュー産駒をピックアップ。 ◎アンコイルド ○ジェンティルドンナ ▲エイシンフラッシュ ☆ルルーシュ △トーセンジョーダン △ジョシュアツリー |
「スポニチ平成25年11月24日付け掲載」