■中山11R・紫苑S■レース史上最も遅いタイム(1分59秒7)で決着した先週の札幌2歳S。勝ちタイムもさることながら、3着ハイアーレートの2分0秒7は、恐らくダートを含めたグレード制導入以降の1800m重賞入着馬として最も遅いタイムだろう。大半の馬が直線に入る前に戦意喪失状態という究極のサバイバルレースを制したのは、道悪上手には定評のあるステイゴールドの産駒レッドリヴェール。執念の差し返しを見せた2着マイネグレヴィルともども“非常時の牝馬”のしたたかさを改めて思い知らされた一戦でもあった。高速決着必至の中山11R・紫苑Sはトロワボヌール。オークス2着以来の実戦だった母チューニーは10年前に2番人気で6着だったが、娘の方は無欲の一発を狙える立場。父の代表産駒の菊花賞馬ビッグウィークとは母の父も共通で、秋の飛躍が見込める血統だ。 ◎トロワボヌール ○リボントリコロール ▲セキショウ ☆タンスチョキン △マコトプリジャール |
「スポニチ平成25年9月7日付け掲載」