■新潟11R・新潟記念■

 トウカイテイオーの訃報に接して思い出すのは91年のダービー。シンボリルドルフ、マルゼンスキー、タケシバオー、コトノアサブキ、ヨドヒーロー、トウショウボーイ、ミスターシービー、サクラショウリ、サニーシプレー…4着を除いた上位9頭の父馬である。平成3大サイヤー登場前夜のマル父特異年で、今にして思えば血統的なキャラゲーとしての日本競馬の最盛期だったといえるかもしれない。あれから20余年。進化と引き換えに失われた国産血統の多様性が、興行面でのボディブローになっている気がしてならない。
 新潟11R・新潟記念はアカンサスで穴を狙う。種牡馬デビューはトウカイテイオーと同期だった父フジキセキだが、こちらは3大種牡馬に対峙して父系継続に成功した。この父の底力をサポートするルファビュルーを母の父経由で増幅(3×5)させた一発屋配合だ。

◎アカンサス  ○ダコール  ▲エクスペディション  ☆ニューダイナスティ  △カルドブレッサ  △トレイルブレイザー

「スポニチ平成25年9月1日付け掲載」

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