■東京11R・NHKマイルC■実績断然の5勝馬エーシントップの父系祖父は、去る4月24日、30歳で大往生を遂げたストームキャット。高松宮記念のロードカナロア、桜花賞のアユサンの「母の父」として、この春のG1戦線でフィクサー的な存在感を放つ大種牡馬である。自身の死期を察知してDNAを活性化させた、というのはもちろんオカルト。強烈な個性を主張するストームキャットの血は、ほどよくアクの抜けたころに日本の競馬に馴染むということなのだろう。父のテイルオブザキャットはスプリンターだったが、種牡馬として10Fの芝G1勝ち馬も出している。芝9FのG1ターフクラシックS勝ちのジェネラルクオーターズを半兄に持つエーシントップがマイルG1で限界を見せるとは考えにくいのだが、種牡馬サンデーサイレンスが唯一取り逃がした芝平地G1であるNHKマイルCは、その孫世代が文字通り親のカタキのように異様な執着を示すタイトルでもある。このレースに限っては“非サンデーサイレンス系”というだけで大減点の材料。1着候補からは除外する手もある。 本命はサンデーサイレンス系の最先端モデルともいえる「祖母の父サンデーサイレンス」のモグモグパクパク。01年クロフネ、07年ピンクカメオと、6年間隔で優勝馬を出してきた種牡馬フレンチデピュティは“周期”にあたる今回、「母の父」として3頭出しで勝負をかける。皐月賞馬ロゴタイプと同配合のゴットフリートが本線。 ◎モグモグパクパク ○ゴットフリート ▲マイネルホウオウ ☆ガイヤースヴェルト △エーシントップ |
「スポニチ平成25年5月5日付け掲載」