■京都11R・天皇賞■グレード制が導入された84年以降、春の天皇賞において同一種牡馬の産駒が1、2着を占めたのは85年のシンボリルドルフ→サクラガイセン、89年のイナリワン→ミスターシクレノン、95年のライスシャワー→ステージチャンプ、06年のディープインパクト→リンカーンの計4回。父馬を列記するとパーソロン、ミルジョージ、リアルシャダイ、サンデーサイレンスとなる。もともと個体の絶対数が少ないステイヤーは、往々にして特異な血統的偏向を示す。今回もステイゴールド産駒による“金銀銅”の可能性は十分にあるのだが、引っ掛かるのは前記4頭の“ワンツー種牡馬”がいずれも国内総合チャンピオンサイヤーだったこと。同様のNGルールをすでに昨年の有馬記念で打破した種牡馬ステイゴールドの異能は認めるが、ここも懲りずに逆の目に張ってみたい。 マイネルキッツの母の父サッカーボーイは、03年の優勝馬ヒシミラクルの父でもある国産最強の春天サイヤー。同馬の全妹ゴールデンサッシュが他でもない種牡馬ステイゴールドの母であり、そのスタミナ属性の源泉となっている。大本命ゴールドシップに冷や汗をかかせるとすれば、4年前にドリームジャーニー(3着)を退けた“黄金配合キラー”の大ベテランだろう。同じく返り咲きを狙うジャガーメイル、スプリント父系から出た鬼っ子ステイヤーのレッドカドー、昨年の覇者ビートブラックに通じる“3大種牡馬勢ぞろい”配合のデスペラードまで。 ◎マイネルキッツ ○ゴールドシップ ▲ジャガーメイル ☆レッドカドー △デスペラード |
「スポニチ平成25年4月28日付け掲載」