■中山11R・弥生賞■

 オーシャンSの追い切り後に脚部不安を発症したエバーローズの電撃的な繁殖入りが決まった。500万条件から3連勝でオープンまで駆け上がった新潟“直千競馬”の申し子。初の重賞挑戦を前にしてのアクシデントは惜しまれるが、土曜付けコラムでも触れた通り、牝馬には母としての大仕事が残されている。今春の種付けに間に合ったのも災い転じて…とポジティブにとらえるべきかもしれない。NHKマイルC勝ちの父ウインクリューガーにとっては唯一のJRA勝ち馬。生産部門でも特異な遺伝力を発揮する可能性大だ。
 中山11R・弥生賞のキズナは98年の桜花賞馬ファレノプシスの15歳違いの弟。20歳という高齢で再び大物候補を産んだ母のキャットクイルは、ビワハヤヒデ&ナリタブライアンの“クラシック・ブラザーズ”の叔母でもある。血統的潜在能力は2強の一枚上を行く。

◎キズナ  ○コディーノ  ▲エピファネイア  ☆カミノタサハラ

「スポニチ平成25年3月3日付け掲載」

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