■東京11R・共同通信杯■

 10年のマイラーズC優勝馬リーチザクラウンの現役引退が発表された。極悪馬場のダービーで2着に逃げ粘り、菊花賞は1番人気。3歳時に漂わせた大物感からすると、古馬戦線でのパフォーマンスは不完全燃焼と言わざるを得ないが、随所に発揮した制御不能のスピード能力には、確かに生産部門での大きな可能性が見える。成功種牡馬チーフザクラウンの同族で、ブエナビスタと同期というスペシャルウィークのビンテージ世代。脚質的にも万年G1候補生という立ち位置的にも“第2のローエングリン”の期待をかけたい。
 東京11R・共同通信杯のゴットフリートは2歳王者ロゴタイプと並ぶローエングリン産駒の二枚看板。コスモバルクとコスモサンビームで04年のクラシックを沸かせたザグレブがそうだったように、B級種牡馬の“固め打ち世代”のDNAには信頼が置ける。

◎ゴットフリート  ○マイネルマエストロ  ▲ラウンドワールド  ☆マンボネフュー  △メイケイペガスター

「スポニチ平成25年2月10日付け掲載」

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