■阪神11R・阪神カップ■

 欧州の2歳重賞を見ているような錯覚に陥った今年のラジオNIKKEI杯2歳S。ある程度のスローペースは予想されたにせよ1200m通過は1分18秒9。馬場を考慮してもこれは遅い。直線の3頭合わせはさすがに濃密で迫力満点だったが、それでもなお拍子抜けに近い物足りなさを覚えたのは、競馬に対する感性が時代遅れになっているということなのだろうか。ともあれ来年のクラシックは不敗のエピファネイアを軸に展開される。父シンボリクリスエス、母シーザリオ。もちろん距離延長で真価発揮のエリート血統だ。
 阪神11R・阪神カップはファイナルフォーム本命。2歳世代のキズナ、ラウンドワールドが弾け損なった父ディープインパクトは、ここで賞金を加算しないと全日本総合リーディングの方では果報は寝て待てともいかなくなる。1ハロン短縮を味方に直線一気だ。

◎ファイナルフォーム  ○マルセリーナ  ▲サンカルロ  ☆コスモセンサー  △フラガラッハ  △アドマイヤセプター

「スポニチ平成24年12月24日付け掲載」

[back]