■中山10R・有馬記念■土曜付け3面でも書いた通り、産駒が過去5年で2勝という種牡馬ステイゴールドのグランプリ属性は90年代のブライアンズタイムを思わせるもの。「金」の年を3頭出しで締めくくる、という国民的G1ならではのベタな結末も大いに考えられるだろうが、さらに大歓迎の降雨で得意の持久戦濃厚となると、少々ゴールドシップに流れが向きすぎているような気もしてくる。この父の産駒には珍しく優等生を貫いてきた馬で、ここで反逆の血が目を覚ます可能性は小さいが、見方を変えれば同じ“黄金のステマ配合”のオルフェーヴル、ドリームジャーニー兄弟よりも母の父メジロマックイーンの影響が強いということ。圧倒的1番人気で臨んだ91年、14番人気ダイユウサクのレコード快走に屈した母の父のイメージがどうしても脳裏をよぎる。本命ルルーシュは8年前の優勝馬ゼンノロブロイの産駒。父は前年のシンボリクリスエスのレコードをさらに1秒更新した有馬記念のレコードホルダーでもあり、すでに2年前のペルーサで2代制覇にあと1歩まで迫っている。SS後継種牡馬群での立ち位置が微妙になってきた昨今だが、ここはトレイルブレイザーとの2頭出し。中山2500m特化型サイヤーとして存在感を示すチャンスだ。90年代最強の有馬記念サイヤー、ブライアンズタイム血脈を持つスカイディグニティとビートブラックも怖いが、大穴ならダイユウサク型の直線一気があるローズキングダム。 ◎ルルーシュ ○ゴールドシップ ▲スカイディグニティ ☆ビートブラック △ローズキングダム |
「スポニチ平成24年12月23日付け掲載」