■中山11R・朝日杯フューチリティS■牝馬部門は大荒れとなった2歳チャンピオン決定戦だが、牡馬の方は大本命コディーノが絶好枠に収まって無風ムード。前走で東京スポーツ杯2歳Sを勝った不敗馬という点で共通する3年前の優勝馬ローズキングダムとは、父(キングカメハメハ)も母の父(サンデーサイレンス)も同じで、マイルチャンピオンシップ勝ちのシンコウラブリイの半妹にあたる母のハッピーパスは自身も芝1600mの重賞(京都牝馬S)ウイナー。初のマイル戦にも全く不安のない血統で、単勝1倍台必至の圧倒的支持に見合うパフォーマンスを期待していい。降雨の影響がどう出るかだが、父の産駒は重馬場に強いことにも定評がある。焦点は2着争いと割り切れるだろう。コディーノと同枠のラブリーデイは同じキングカメハメハ産駒。このレースが東西統一の現行スタイルになった91年以降、同一種牡馬の産駒によるワンツーは00年、メジロベイリー→タガノテイオーのサンデーサイレンス産駒によって記録されたのみだが、ロードカナロアの香港スプリント制覇に見る通り、この父はリーディング陥落で肩の力が抜けたように本来の長打力を取り戻している。2歳世代のオープン馬も現時点でこの2頭だけ。アベレージより飛距離重視への路線転換が鮮明だ。ラブリーデイとは同じ「母の父ダンスインザダーク」つながりのザラストロ、昨年の6着馬サドンストームの全弟ティーハーフ、連下候補は無欲の直線勝負型に絞り込んだ。 ◎コディーノ ○ラブリーデイ ▲ティーハーフ ☆ザラストロ |
「スポニチ平成24年12月16日付け掲載」