■東京11R・天皇賞・秋■オペラハウス、タニノギムレット、ミラクルアドマイヤ、スペシャルウィーク、ジャングルポケット…過去5年の優勝馬の父馬である。前回の天覧競馬を間に挟んでサンデーサイレンス産駒が3連覇を達成した後は、他のG1がそうであるように古馬中距離の最高峰も血統的無政府状態に突入したというわけだ。ただし、一見無秩序に映る前記5頭の天皇賞サイヤーにも重要な共通項がある。5頭のうち3頭までは日本ダービー馬であり、ミラクルアドマイヤは日本ダービー馬(フサイチコンコルド)の半弟。残るオペラハウスは、その産駒メイショウサムソンが日本ダービーを勝っていた。ポストSS時代の天皇賞を制するには「ダービー実績」が不可欠といってもいいだろう。 本命ルーラーシップの父キングカメハメハは、2分23秒3のレコードホルダーでもある04年のダービー馬。母のエアグルーヴは15年前に牝馬として初めて2000mの天皇賞を制した馬で、その父トニービンは前記5頭の秋天サイヤーのうちの2頭の父でもある。満を持しての“母子2代制覇”への挑戦。ワンチャンスを確実にモノにしてみせるはずだ。同じ父のトゥザグリローリー、連覇に挑むトーセンジョーダン、自身がダービー馬のエイシンフラッシュも要注意。3歳2強はどちらもベストの距離とは微妙にズレている印象で、代わりに「天覧血統」のマイネルスターリー、フジキセキの鬼っ子サダムパテックを穴候補に加えたい。 ◎ルーラーシップ ○トーセンジョーダン ▲トゥザグローリー ☆エイシンフラッシュ △マイネルスターリー △サダムパテック |
「スポニチ平成24年10月28日付け掲載」