■中山11R・スプリンターズS■焦点はレース史上2頭目の連覇とともに過去に例のないスプリントG13連覇に挑むカレンチャン。5歳7月に準オープン特別を勝って底を見せないまま繁殖入りした母のスプリングチケット、5歳11月の京阪杯で重賞初制覇を飾った半兄のスプリングソングと、一族の戦績を見る限りは5歳にピークが設定されていて不思議のない血統といえる。現実に前走のセントウルSはデビュー以来最高体重で、今なお成長期という見方も可能。少なくとも昨年負かした馬に先着を許すシーンは想像しにくい。カレンチャンの連覇を阻止するなら初顔合わせとなる新興勢力。ドリームバレンチノは同期の5歳馬だが、重賞戦線のレギュラー入りしたのは今年から。こちらもまだ開発余地を十分に残している。父のロージズインメイは2年前に34頭まで落ち込んだ交配数を昨年は75頭に戻し、さらに今年は150頭と、文字通りのV字回復でトップスタリオンに返り咲いた。この父が現役時にドバイワールドCを制したのが5歳時。あらゆる意味で真価発揮には時間が必要な血統ということだろう。母の父マイネルラヴは、98年のこのレースで連覇のかかったタイキシャトルを破る大金星を挙げた馬。“V2ストッパー”は血統的にもハマリ役といえる。香港のリトルブリッジは母の父が中山コースで成功した輸入種牡馬の血脈を引いており、アウエーでも力を出せるはず。父ダイワメジャーが「スプリントG1配合」のエピセアロームの短距離適性も本物。 ◎ドリームバレンチノ ○カレンチャン ▲リトルブリッジ ☆エピセアローム △ダッシャーゴーゴー △ロードカナロア |
「スポニチ平成24年9月30日付け掲載」