■阪神11R・ローズS■

 史上3頭目の3冠牝馬アパパネが屈腱炎を発症して現役を退くことになった。時代背景が異なるとはいえメジロラモーヌは3歳限りで繁殖に上がり、スティルインラブは秋華賞以降、5歳まで走って未勝利だった。それを思うと、2歳時から世代の頂点を極め、4歳時にもG1を制し、5歳の今年前半戦も第一線に踏み止まっていたアパパネのキープ力は驚異的。常に必要最小限の力で勝つというクレバーさは恐らく、未来の母としての余力まで計算ずくだったのだろう。生産部門でも3冠牝馬の看板に違わぬ成功を期待したい。
 そのアパパネも落とした阪神11R・ローズSはある意味で2冠牝馬の鬼門ともいえる。ここはジェンティルドンナと同じリファール・クロス(3×4)を持つディープインパクト産駒、ラスヴェンチュラスがメンバー最速の持ちタイムにモノを言わせるとみた。

◎ラスヴェンチュラス  ○ジェンティルドンナ  ▲ヴィルシーナ  ☆トーセンベニザクラ

「スポニチ平成24年9月16日付け掲載」

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