s 血統は語る

■札幌10R・クローバー賞■

 1日大井のサンタアニタトロフィーで重賞初制覇を飾ったゴーディーは、07年の1シーズンだけ種牡馬として供用されたプレシャスカフェ(CBC賞勝ち馬)が残した12頭の血統登録産駒のうちの1頭。しかも同馬は母のイケノエメラルドがアングロアラブというユニークな血統の持ち主だ。この母はアラブ王冠など通算27勝を挙げたアラブ競馬末期の強豪。アングロアラブがサラ重賞を制した例はあるが、母アングロアラブという確信犯的配合の「サラ系」が南関東重賞を勝ったのは初めてで、これは血統史的快挙といえるだろう。
 札幌10R・クローバー賞は地方馬クラグオーに注目する。父クラキングオー、母クラシャトル、そして全姉クラキンコもホッカイドウ競馬のダービーにあたる北海優駿勝ち馬という究極の道営クラシック一族。芝適応の期待をかけたくなるブランド血統だ。

◎クラグオー  ○アットウィル  ▲ジェネラルグラント  ☆ブリリアントアスク  △ジーブラック

「スポニチ平成24年8月4日付け掲載」

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