■阪神11R・宝塚記念■週中のコラムで紹介したように、グレード導入の84年以後の宝塚記念における最多勝サイヤーは3頭(第38回マーベラスサンデー、第39回サイレンススズカ、第47回ディープインパクト)の勝ち馬を出したサンデーサイレンスだが、83年以前にさかのぼるとさらに上がいる。第4回リュウフォーレル、第5回ヒカルポーラ、第6回シンザン、第7回エイトクラウンで“4連覇”を果たしたヒンドスタンだ。サンデーサイレンスがこの先、ヒンドスタンに並ぶのは絶望的だが、現在2勝(第50回ドリームジャーニー、第51回ナカヤマフェスタ)のステイゴールドにはその可能性がある。週明けから放映されたPVはくしくもグラスワンダーにちぎられた99年のレース。当時の屈辱が種牡馬としての反攻の原動力なのだろう。 オルフェーヴルは3年前の覇者の全弟。レーティング的にはルーラーシップに並ばれた(123P)ように、今季の迷走で絶対的な存在ではなくなったのは事実でも、こと宝塚記念に関しては依然として血統的なアドバンテージがある。3×4でインブリードされたノーザンテースト血脈から打たれ強さには太鼓判。株を下げたここでこそ、父譲りの反骨の血に懸ける手だ。能力的にルーラーシップ、トゥザグローリーも争覇圏だが、キングカメハメハ産駒には両雄並び立たずという面がある。ナカヤマナイトとの“ワンツー”に加え、ディープインパクト黄金の3歳世代マウントシャスタも押さえておきたい。 ◎オルフェーヴル ○トゥザグローリー ▲ルーラーシップ ☆マウントシャスタ △ナカヤマナイト |
「スポニチ平成24年6月24日付け掲載」