■福島9R・開成山特別■馬上で体をネジって立て直しを図る内田博騎手、驚愕の表情で手綱を引く松岡騎手……第三者の武豊騎手を交えたスリーショットが緊迫度を物語る“東京8R”のニアミス事故だったが、JRAの裁決は首尾一貫して「走行妨害にあらず」。注目すべき文言はトレーナーの不服申し立てを棄却した際の「加害・被害に直接の関係を有しない馬との着順の変更の可能性をもって被害の程度は判断されない」という部分で、これは寝耳に水という顧客も多いだろう。3連単全盛時代に降着制度のパンドラの箱を開けてしまった感じだ。福島9R・開成山特別は人的背景からもエールを送りたくなるテルバイク本命。「母の父サクラバクシンオー」の出世頭トップカミングは特別2勝、日経新春杯2着、青葉賞3着と、2400m戦が主戦場。父がダービー馬の本馬も芝の長丁場が最適の条件だ。 ◎テルバイク ○グレートマーシャル ▲ヴァルナビスティー ☆ヒールゼアハーツ △ダンシングムーン |
「スポニチ平成24年6月16日付け掲載」