■東京11R・NHKマイルC■先週末時点で185頭を数える3歳世代のオープン馬の中で唯一の不敗馬、カレンブラックヒルが4連勝に挑むNHKマイルC。ちなみに過去16回で無傷の戴冠を果たしたのは第3回(98年)のエルコンドルパサーのみ。勝てばカレンブラックヒルはズバリ国際クラスの可能性を秘めているということにもなる。07年の安田記念を制した父のダイワメジャーは、サンデーサイレンスの牡馬では最初にしておそらく最後となる東京1600mのG1ウイナー。NHKマイルCは種牡馬サンデーサイレンスが勝てなかった唯一のJRA芝G1だが、アグネスタキオンが06年の優勝馬ロジックで、マンハッタンカフェが09年の優勝馬ジョーカプチーノでG1サイヤーの仲間入りを果たしたように、SS後継種牡馬にとっては格好のジャンピングボードとなっている。仏オークスなどG1・3勝を挙げた欧州の名牝ミセスペニーにストームキャット、グラインドストーンと、米国の一流種牡馬が配された母にも確かにコースのスケールに見合う底力が潜在しており、ここは待望久しいマイル部門の大スター誕生の運びとなりそうだ。 マウントシャスタは昨年の2、3着馬の父ディープインパクトの産駒で、母の父が01年の優勝馬クロフネと07年の優勝馬ピンクカメオを出したフレンチデピュティだから、血統的レース適性は十分。本命馬と同じ父のオリービン、メジャーアスリート、このレースの大穴血統といえる「非サンデーサイレンス系」のマイネルロブストまで。 ◎カレンブラックヒル ○マウントシャスタ ▲オリービン ☆マイネルロブスト △メジャーアスリート |
「スポニチ平成24年5月6日付け掲載」