■東京11R・プリンシパルS■

 長年競馬を見ていれば春の天皇賞が周期的に荒れることは痛いほど身にしみているのだが、前走の残像があった分、余計に衝撃的だった3冠馬の大惨敗。ウインバリアシオンを物差しにすればあの位置からでも連対圏には届いたはずで、血統的には恐らく最も性に合わない常時全力投球を続けてきた結果、内面のストレスが臨界点に達していたということなのだろう。大波乱を呼んだビートブラックは以前にも書いたように、3大種牡馬の血脈が「全部乗せ」された希少種。今回の大勝によって種牡馬の道が開かれるのは確実だ。
 東京11R・プリンシパルSのサンレイレーザーは、15年前の優勝馬サイレンススズカの弟であるラスカルスズカの産駒。半姉サンレイジャスパーは小倉記念に勝ち、府中牝馬Sで同タイム2着に入線した。母の父コジーンも東京コースの強さに定評のある血脈。

◎サンレイレーザー  ○ローレルブレット  ▲アルキメデス  ☆スピルバーグ  △ハイクラウン  △フジマサエンペラー

「スポニチ平成24年5月5日付け掲載」

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