■中山11R・日経賞■

 3コーナー手前で先頭に立っていた馬が上がり3ハロンでも次位を0秒4凌ぐ最速を記録してなおかつ2着惜敗…文字通り記録にも残る不条理決着となった阪神大賞典。大本命馬突然の失速に背筋が凍ったのもつかの間、再起動に安堵し、爆発的スパートに呆然とさせられた。G2が各スポーツ紙の1面を飾ったのはいつ以来だったか。3冠馬の怪走をどう評価するかは立場によって様々だが、誤解を恐れずに言えば「人が馬を走らせる」競馬ならではのハプニングでもある。そして畏怖すべきはステイゴールドの反逆の血だろう。
 中山11R・日経賞のフェイトフルウォーはオルフェーヴルの血統的影武者ともいえる同配合馬。こちらも相応にエキセントリックな気性だが、それゆえに休み明けから走れるという面もある。ナカヤマフェスタを御した鞍上もこの血統の扱いはお手の物だ。

◎フェイトフルウォー  ○ルーラーシップ  ▲マイネルキッツ  ☆ウインバリアシオン  △スノークラッシャー  △ヤングアットハート

「スポニチ平成24年3月24日付け掲載」

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