■中山11R・中山牝馬S■

 通算43戦39勝2着3回3着1回。6日に25年の生涯を閉じたトウケイニセイの全成績である。地方他地区への遠征はわずかに2戦という岩手密着型だったため、最盛期の強さは推測の域を出ないのだが、8歳秋、デビュー42戦目にして初めて連を外した中央・地方交流の南部杯でも時のダート王ライブリマウントに0秒6差。ダートグレード前夜に君臨した国内最後のレジェンドには違いない。ちなみにトウケイニセイはその父トウケイホープが残した唯一の牡馬。一子相伝の典型例としても後世に語り継がれることになるだろう。
 中山11R・中山牝馬Sのマイネイザベルは、今のところ父テレグノシス唯一の重賞勝ち産駒。本をただせば父系祖父トニービンもその父カンパラ唯一の後継種牡馬で、「一子相伝の隔世遺伝」ともいえる。父の重賞初連対はスプリングS。初コースにも適応可能な血統だ。

◎マイネイザベル  ○アカンサス  ▲ダンスファンタジア  ☆ホエールキャプチャ  △レディアルバローザ  △ドナウブルー

「スポニチ平成24年3月11日付け掲載」

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