■東京11R・フェブラリーS■スマートファルコンがドバイワールドCに選出されて今年も世界最高賞金レースで日本馬の「ワンツー」が見られる可能性が出てきた。トランセンドにとっては脚質的に何とも厄介な目の上のタンコブの出現には違いないのだが、昨年のJBCクラシックの借りを世界の最高峰で返すという絶好のチャンスでもある。その前に「史上初」のプレミアがつくフェブラリーS連覇で弾みをつけておきたい。昨年は東京で行われた南部杯も制している東京1600mマイスターの血統うんぬんは蛇足というものだが、今回の場合、同期のナイキマドリード、ヒラボクワイルドの参戦で3頭出しとなった父ワイルドラッシュの勢いは要チェック。トランセンドが王座防衛に成功すれば、この父は種牡馬として初めてG1フェブラリーSで2勝を挙げることにもなる。ちなみにG1昇格後のフェブラリーSでは同一種牡馬の産駒による「ワンツー」も記録されていないが、JRA初参戦となるナイキマドリードは母系にデピュティミニスター(母の父の父)血脈を持つ点で過去の優勝馬カネヒキリ、サクセスブロッケンに通じる。「史上初」の上乗せがあるかもしれない。 スマートファルコンを物差しにするとワンダーアキュートの地力はトランセンドを凌いでいるという見方も可能。父カリズマティックにとっては唯一の平地重賞級だが、このタイプは天井知らずの成長を見せるものだ。コンバート初戦の大物2頭も血統的にはダート適性が潜在する。 ◎トランセンド ○ワンダーアキュート ▲ナイキマドリード ☆グランプリボス △スマイルジャック |
「スポニチ平成24年2月19日付け掲載」