■阪神11R・ジャパンCダート■前売りオッズはトランセンドとエスポワールシチー、2勝目を懸けた「2強」の一騎打ちの様相だが、プレレーティングは前者の121に対し後者が114と大きな開きがある。ただし、前者の数値は人工馬場のドバイワールドC2着で稼いだもので、国内のダートにおけるレーティングはフェブラリーSと南部杯の116だから、両馬の差は一気に圧縮される。ちなみに国内ダート部門の暫定トップレートはスマートファルコンの118。昨年の覇者と一昨年の覇者にとっては、今回エントリーしなかった陰の王者のレーティングが仮想敵にもなるわけだ。もっとも、レーティングの上では必ずしも「2強」とは言い難い。エスポワールシチーの上を行く115のダノンカモン以下、バーディバーディ112、テスタマッタ111、ワンダーアキュート110、ミラクルレジェンド110と、着差換算で3馬身圏の6ポイント差に7頭がひしめく状況で、むしろ混戦という見方も可能だろう。しかも人気両馬は、互いに相手を意識せざるを得ない同脚質。波乱の際は共倒れ、という可能性もなくはない。 ミラクルレジェンドは今のところ史上唯一のJCダート2勝馬カネヒキリと同じフジキセキ産駒で、カネヒキリの母の父デピュティミニスター最良の後継種牡馬であるオーサムアゲインが母の父。キングマンボの母としても知られる80年代の女傑ミエスクの同族でもある。十八番のダート1800mで男勝りの血が騒ぐとみた。 ◎ミラクルレジェンド ○トランセンド ▲エスポワールシチー ☆テスタマッタ △バーディバーディ △ダノンカモン |
「スポニチ平成23年12月4日付け掲載」