■京都11R・マイルチャンピオンシップ■持ち時計最下位のプレレーティング最上位馬イモータルヴァースには恵みの雨、という見方が普通だろうが、個人的には良馬場でも、と考えていた馬だけに痛しかゆしという面もある。3代父ヌレエフと母の父サドラーズウェルズが同じノーザンダンサー直子の伯父と甥の間柄という強烈なインブリードは、エルコンドルパサーに一脈相通じるもので、恐らくは全天候型。母の半兄には欧州のスプリント王にしてBCマイルの覇者、さらに元祖シャトルサイヤーとして世界各地でGウイナーを連発したラスタトイクーンがいる。この血統なら国外戦でも能力全開が可能だろう。サプレザの経験値はイモータルヴァースとの2ポイント差を埋めるに十分なもの。母の父プレザントタップの父としての代表産駒タップダンスシチーが道悪のジャパンで大逃げを決めたのは6歳秋だった。三度目の正直の目も十分にある。 日本馬で特注はフィフスペトル。英三冠馬ニジンスキー3×3のインブリードを持つ母のライラックレーンはケンタッキーオークス馬ブラッシングケイディーの半妹。父キングカメハメハなら晩成ステイヤーに出てもおかしくなかった血統構成で、道悪競馬で要求される心身両面の持久力には太鼓判が押せる。ちなみに父のブルードメアサイヤーが前記ラストタイクーンだから、“対イモータルヴァース”という観点からも気後れしない血統。馬券はこの馬を軸に攻めてみたい。 ◎フィフスペトル ○イモータルヴァース ▲サプレザ ☆ダノンヨーヨー △エイシンアポロン △リディル |
「スポニチ平成23年11月20日付け掲載」