■東京11R・アルゼンチン共和国杯■

 09年の秋華賞馬レッドディザイアの繁殖入りが発表された。引退のトリガーとなったのは、坂路51秒台を馬なりでマークしたエリザベス女王杯1週前追い切り後の鼻出血。もうひと花の余力を十分に残していただけに恨めしい。同期の女傑の陰で損な役回りだったが、日本馬のオールウェザー制圧の先鞭をつけたマクトゥームチャレンジR3の強烈な追い込みは、今なお鮮烈な印象を残している。母の内蔵するノーザンダンサー3×3は生産部門でより威力を増すはず。個人的には同工のハービンジャーとの交配を見てみたい。
 東京11R・アルゼンチン共和国杯のカワキタコマンドは、5代母クイルが父の母の父マルゼンスキーの祖母でもある(クイル5×5)という意匠に富んだ配合。同時に派生するニジンスキー4×5がスタミナ源で、血統的には満を持しての2000m超級チャレンジだ。

◎カワキタコマンド  ○ナムラクレセント  ▲オウケンブルースリ  ☆トレイルブレイザー  △カリバーン  △ビートブラック

「スポニチ平成23年11月6日付け掲載」

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