■東京11R・ダービー■JRA発表の前に本人のツイートによって公表されたモハメド殿下の来日。鞍上デットーリにダメ押しともいえるVIPオーナー自ら示した勝負気配?でいよいよ注目度アップのデボネアは、母の父シングスピールがジャパンC優勝馬で、母の全兄ムーンバラッドは英ダービー3着、祖母の弟にはイタリアのダービー馬がいるという牝系から皐月賞以上にダービー向きといえる。ダービー馬の全弟にしてダービーサイヤー(08年ディープスカイ)である父は現役時に極悪馬場の弥生賞を圧勝した馬。重適性も見込めるとなれば、殿下の期待に応える可能性は大いにあるが、分厚すぎるお膳立てに馬券的な妙味が薄れたのは否めない。ドバイシーマクラシック、香港ヴァーズと、2度にわたってデットーリ騎乗のモハメド殿下所有馬を差し切ったステイゴールドを「ゴドルフィンの勝負服を見ると燃える」と評したのは武豊騎手。その気質が産駒に伝わったかどうかはともかく、皐月賞馬を筆頭に3頭出しのステイゴールド産駒はそれぞれに有力。「今度はステイゴールドの子に負けた」と殿下が苦笑するシーンも目に浮かぶ。 オークスに続いて最大派閥のディープインパクト産駒には試練の雨だが、下を気にして折り合うケースも想定できる。今週こそは“東京のトニービン”のサポートでコティリオンの直線一気に期待して馬券の軸はこの馬に。母の父もダービー馬というオールアズワンには史上初の「父内国産ダービー」で存在感を示してほしい。 ◎コティリオン ○デボネア ▲オルフェーヴル ☆ナカヤマナイト △フェイトフルウォー △オールアズワン |
「スポニチ平成23年5月28日付け掲載」