■東京11R・皐月賞■コース変更、日程順延に土曜の雨と、波乱ファクター満載で争われる牡馬の第1冠。東京コースで行われた皐月賞というと、ヤエノムテキ→ディクターランドの伏兵同士で決まった88年の印象が強いが、歴史を振り返ればメイズイ(63年)、シンザン(64年)、キタノカチドキ(74年)、トウショウボーイ(76年)といった名馬がしっかりと勝ち切っていることに気づく。皐月賞は単勝2520円の穴だったヤエノムテキにしても古馬になって同じコースの天皇賞を制した。“東京皐月賞”の最もイレギュラーな要素は、中山コース以上に競走馬としての本質的なスケールが問われること、と言ってもいいだろう。クラシックを前にモタつきながらも桜花賞では産駒が1、4、6着。やはり種牡馬ディープインパクトは一枚大きいギアを隠し持っている。桜花賞同様、三択の本命はダノンバラード。ダートグレード2勝の母レディバラードはジャパンC優勝のシングスピールのいとこで、3代母バラードを共有する同族には昨年のNHKマイルCの覇者ダノンシャンティもいる。そのダノンシャンティとはヘイロー3×3のインブリードも共通項。血統的には東京コースで戦力倍増のはずで、前走の敗因は父が内蔵するリファール血脈のムラっ気が出たものと解釈したい。種牡馬としての3冠馬つながり?で母の父ナリタブライアンのオールアズワンが3連系の大穴。 ◎ダノンバラード ○ベルシャザール ▲サダムパテック ☆オールアズワン △リベルタス △トーセンラー △ナカヤマナイト |
「スポニチ平成23年4月24日付け掲載」